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『勝利の日まで』(しょうりのひまで)は、手塚治虫のデビュー前に書かれた習作の一つ。同名の映画作品とは特に関連は無い。 == 概要 == 手塚治虫は1946年のプロデビュー前から多くの作品を執筆していたことが知られており、本作もその一つである。執筆時期は正確には不明であるものの、戦中の1945年に既に完成していたとする見方が強い。 構成は群像劇に近く、特定の主人公や脇役が存在せず、中には横山隆一、田河水泡と言った当時の人気作家のキャラクターから果ては敵国アメリカのキャラクターまで登場している。戦時中の様々な出来事を大げさに表現しつつパロディ化しており、この頃の作品としては珍しく話自体が一応完結している。A5版無地の大学ノートに書かれており、同時期の「オヤヂの宝島」「幽霊男」と同じくスクリーントーンは使われず、墨とペンだけで製作されている。 また、友人向けの予告カットが2種類存在しており、片方には2月、片方には6月とあり、前者は主人公がヒゲオヤジのオヤジシリーズの一編としていた(実際には本編に群集として登場しただけだった)。後者の予告は全六部構成で、サブタイトルもそれぞれ「空襲篇」「米国本土爆襲篇」「出征篇」「南方奴隷?(判読不能)篇」「防?篇(人物絵被りで判読不能)」となっていたが、実際には一部を削られ、サブタイトルも全く異なるものとなっていたほか、全漫画主人公総出演を売りにしていた。 比較的良好な状態で現存するため、本作と「幽霊男 前編」を同時収録した単行本が1995年 - 1996年にかけて全国5箇所で開催された「手塚治虫〜過去と未来のイメージ〜展」の図録の付録特典として購入者全員にプレゼントされた。 2012年、手塚治虫文庫全集「手塚治虫漫画全集未収録作品集3」に収録された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「勝利の日まで (漫画)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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